心身育む
|
ロシア女性は歳をとると太るとよく言われますが、ロシア女性に限らず年齢と共にぽっちゃ入りしてくるものです。こうしたイメージが大きく定着したのは、たぶん戦後捕虜となってソビエトに押しこめられていた日本人の印象だと思います。食うや食わずで激しい労働を強いられた日本人に太る余裕などありませんが、彼らの目には体格も大きく肉付きのよいロシア人が太っているように見えたのでしょう。 比率からすれば日本人のほうがよほど太りやすい民族だと思いますし、同じ物を食べていたら間違いなく日本人のほうが太ると思います。日露カップルの日本男性も食事の影響なのか太る人は多いです。 大方の日露カップルの奥様方の場合、食って寝ているばかりなので”あれで太らなければ病気だよ”と言いたくもなりますが、大方のカップルは太ります。ヘルスメーターとにらめっこしてあわてて断食ダイエットに突入するようですが、ダイエット中は神経カリカリで気を使います。 痩せるためにカリカリされるよりも、多少太ってもおおらかでいてくれたほうがありがたいのは生活感の問題なんでしょうか? ロシア人が日本に来て多くの日本人を見て感じることは「話に聞いたよりも大柄ではないか?」。もちろん戦後日本人の体格が向上していることもありますが、ウラジオストクでは身長が高くて肉付きの良い東洋人はモンゴル系、身長が高くてすらりとしていれば中国系、日本人や韓国人は小柄と思い込んでいるような視線を感じます。 坂が多く階段が多いウラジオストク。毎日の生活で鍛えられて足腰が強くなります。さらに仕事帰りにジム等でスポーツに励んでいる人も多く、健康にも気を使っています。 心臓疾患などで亡くなる人が多いので、太りすぎにうるさくなったり食べ物を見直すなど、新聞などでも健康問題は良く取り上げられているようです。 「家でごろごろしてしまうのはやることが無いから。」「ロシアでは職場で汗を流して働いて、家はゆっくりとくつろぐところ」と言いますが、ごろ寝しながらスナック菓子などを食べていると、何をすればいいのか自分のやること(仕事)を見つけろ!と言いたくもなります。 文化環境、言葉の違いなどがある外国生活では何をして良いのか?何をすればよいのか?わからなくて神経だけがナーバスになる気持ちもわからなくもありませんが、「外国ではアクティブにならないと生きていけないよ!」 相手が何とかしてくれるだろう?と言う甘えは双方に生まれるものですから、これがボタンの掛け違いになることもしばしばあるものです。 何かやってみようと言う想像力はその人の財産になると思いますが、男性のおろかさは結果ばかりを先に考えてしまいがちです。失敗しようがそこに至るまでに努力することが尊いことなんですが、どうしても失敗してしまうことばかり考えてしまうものです。 何しろ考え方が甘いので、しばしば「あれはダメ」「これもダメ」と抑制して芽を摘み取ってしまう大失敗をこちら側がやらかしてしまいます。それなら何の努力もしないでゴロゴロしていようとなってしまっては悪循環。 「完璧な女性を」と言う男性もいますが、それなら「未熟な若い女性や外国人はおやめなさい。」と言うしかありません。 国際結婚はあれやこれやと悩みながら、心身ともに人を育てるようなものです。 07.5/23 |