ヨールカ

 ウラジオストクの友人からこんなメッセージと写真が添付されてきました。

 ” Akemashite omedetou gozaimasu. So desu ne kotoshi Nihon wa yuki sugoi desu. Roshia no nyusu made nankai mo narimashita. Vladivostok wa kino mo hisashiburi yuki deshita.
Soreni shite mo 20 cm gurai dake desu."
 

 大雪に見舞われている日本とは対象に、雪の少ない冬を過ごしているウラジオストクです。

 1月7日がロシアのクリスマスで、新年から続いたお祭りムードも、1週間経ってようやく落ち着きを見せ始めてきたようです。

 ウラジオストクの広場に作られた氷のモニュメント。右の人と比べてみると大きさがわかるかと思います。

 ハルビンの氷祭りと比べるとささやかなものですが、人口も10分の1です。

 ロシアのクリスマスには欠かせないクリスマスツリー。”ヨールカ”と呼びます。 クリスマスのためと言うよりも新年のために飾ると言う意味合いが強いので、ロシアの門松?1月1日にはヨールカの周りでヨールカ祭が行われます。

 私にはヨールカにつるした電飾が雪囲いに見えてしまいます。

 かつてはヨールカだけだった広場の飾りつけも年々派手になって行きます。

 家庭の中でもヨールカを飾り付けます。

 ソビエト時代には帝政ロシアの名残だからとヨールカを飾ることが禁止された時期があったそうですが、人々はひそかにヨールカを飾って新年を祝ったそうです。禁止した政府側の人間だって飾り付けていたんだから暗黙の了解のようなものになり、いつの間にか復活しました。

 新年にヨールカを飾って祝うべしと詔を出したのはピョートル大帝だそうで、一年の始まりを冬に定めたのもこのときだそうです。それまでは秋に一年が始まっていたそうです。

 そんな成り立ちなどすっかり忘れ、習慣だからと姪と四年末になるとヨールカを飾り付け、今年はどんなお祝いをして楽しもうとわくわくするのがロシアの人々。

 考えてみれば、私達だって正月の飾り付けにどんな意味合いがあるのかなんて考えず、例年のことだからと楽しんでいます。外国と接することでもなければ足元なんぞ見ないものです。

 1972年のサッポロオリンピックの時はスピードスケートはもとよりフィギュアスケートまで屋外で競技をしていました。

 8年後の冬季オリンピックにはイリーナ・スルツカヤも引退しているでしょうから、ウラジオストクから浅田真央のライバルがでてくる可能性も・・・ないと思いますが、素養のある子供はモスクワの体育学校に行き、そこで厳しい競争を生き残ってようやく国際大会に出られるようです。

 フィギュアスケートは日本同様ロシアの国内大会を勝ち抜くことのほうが厳しいようです。

 子供が生まれたらスケート選手なんていかがでしょうか?

 日本のジャンプとロシアのスピンとスパイラルの融合。すごい選手になりまっせ。

06.1/15