天狗
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天狗の元祖はロシア人?よくそんな話を耳にします。極東のロシア人を見た日本人は、その高い鼻や赤ら顔(日焼けすると赤っぽくなります)大柄な体格を見て、ロシア人を天狗にしてしまったと言う話です。 ロシア極東にスラブ系ロシア人が移り住むようになって100年少々です。 もちろんそれ以前にも狩猟を生業とする人々や、貿易のために生活している人はいましたし、1741年にロシア皇帝の命を受けたデンマーク人のベーリングがアラスカを探検したことから、1867年にUSAがロシアからアラスカを買うまでは、北米大陸にもロシアがありました。 ロシア人が東に現れるよりはるか昔に天狗様は鞍馬山に住み着いておられます。 |
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ある種の民族がモチーフになったとしたら、ロシア人よりもシルクロード経由で中国と交易していたペルシアやアラブ人のほうが天狗のモチーフになりえたのではないでしょうか? 私達日本人から見るとロシア人は鼻筋が通っていて高い鼻を持っていますが、天狗の鼻は「中央アジアの大きな鼻に似ている」と彼らは言います。天狗の鼻には男根のイメージも織り込まれているので、こんなへんな鼻をした民族などいるわけがないのですが(イタリアのピノキオは人形です)、確かに中央アジアやアラブには巨大な鼻を持つ人々が多いですし、毛深くて眉毛なんか左右つながっています。 イラクなど今でこそあの状態ですが、メソポタミア文明発祥の地です。アルミニウム、アルコールなど”アル”で始まる物質はアラビアで発見されたと言われているほど科学も発展した地域でした。いきなり見せ付けられれば”科学の常識”でさえ”魔法”にだって見えてしまいます。ロシアなど世界に名乗りを上げてまだ数百年程度です。 西からスラブ系ロシア人が極東に入り込んでくる以前には、ウラジオストク化近辺など朝鮮系の人々が少数生活していた程度で、ナナイ族などの狩猟採取の先住民族が点在していた程度です。 こうした先住の少数民族はアイヌや琉球に似通った文様を持っていたり、縄文土器の火炎式土器に似通った文様も持っています。向こうからこちらに来たのか?こちらから向こうに行ったのか?大陸型の中華とも違う、私達に近い森の民の地域だったのでしょう。 秋田美人にロシア人の血が入っていると言うのも無理な話で、ロシア人との混血ならもっと堀の深いバタ臭い顔になっているはずです。肌の決め細やかさなんか日本人のほうがはるかに柔らかです。 コーカソイド(白人)の中にあってはロシア人の肌は決め細やかできれいだと思いますが、むしろアジア系の血が混ざってそうなったのかもしれませんし、日照の少ない国ですから紫外線に痛めつけられることも少ないでしょう。 多分各地からさまざまな人たちが集まって混ざり合って2−3000年たったのが日本人だと思いますが、ロシアなどまだ歴史的に浅い国です。こうした噂が流れるということは、私達にとってロシアが不可思議な国であったり、身近な国である証拠なのでしょう。天狗様とロシア人はまったく無関係だと思いますが、ロシア妻を怒らせると天狗様並に災禍を撒き散らすので、ご機嫌を損ねないよう正しい生活を心がけましょう。 06.3/17 |