生演奏
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ロシアでは日本で言う”パブ”の概念が異なるので意味がよく通じない言葉だと思います。 レストランやナイトクラブと呼ばれる生演奏するバンド付きの飲食店も数多くあります。デートではもちろん、家族連れで来る人たちもいます。 バンドの演奏時間と食事とダンスタイムがあるなど、店によって工夫を凝らしています。 ピアノとバイオリンなどでクラシックを中心に演奏を聞かせるレストランもあれば、もっと気軽にロックやポップスなどの演奏を聞かせる店が多いです。 飲食店とミュージシャンの関わりの深さはヨーロッパの伝統のようなもので、ファドもフラメンコもシャンソンもその演奏者や歌手の人生を背負って酒場から出てくるものです。商業的プロモーションが先行する日本だって、演歌の花道はここだと思います。 |
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ミュージシャンはそれぞれの店のオーディションを受けて、期間を決めて契約します。客に好まれれば延長もありますし、客の受けがよくなければお払い箱です。 自己満足で完結するライブハウスのロックミュージシャンにはない基礎力が要求されます。 店も、ロック系ミュージシャンを採用したかと思えば、次はロマ(ジプシー)ミュージシャンだったり、アラビアンミュージックだったり、客をあきさせないよう雰囲気を変えています。 必須条件はダンスミュージックが演奏できることだそうで、踊ることが大好きな民族なので、演奏を聴くよりも自ら踊りたい人たちばかりです。 よくあるパターンは飲み物を飲んでいるとそのうち演奏が始まり、演奏が終わると一息の間に注文しておいた食事が出てきて、食べているとまた演奏が始まり、プロのダンサーが踊り(ストリップの時もあります)、デザートが出てきて、ダンスミュージックの演奏が始まり客達がいっせいに踊りはじめる。だいたい1時間半ほどのクールが一晩に2−3ステージです。 大晦日の晩はこうした店はどこも予約で一杯で、新年のカウントダウンの後、一斉にダンスが始まるようです。 |
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♪きょ〜ねんの あ〜なたの お〜もいでがぁ〜♪ ドラム、ベース、ギターの定番スタイルばかりでなく、バイオリンやチェロなどが加わったバンドなどスタイルもさまざまです。 ブラックコンテンポラリーに毒されていないので、メロディーラインがしっかりした曲が多いので、日本人にも十分楽しめる曲が多いです。 大方のロシア人は歌うことになれていないので音痴が多いですし、楽器を演奏できる人も多くはありませんが、こうしたレストランなどに行くと、”生演奏”が私達よりも身近にあり、演奏者の裾野の広さを目の当たりにする思いがします。 |
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06.2/16 |