Шелехова Катя

 ヘタウマと言う表現がよく似合うШелехова Катя(シェリェホバ・カーチャ)の歌を紹介します。

 デビューは1999年か2000年ごろだと思いますが、天才児童シンガーとしてロシアのメジャーなテレビでも取り上げていたのを見たことがありました。

 ハイトーンの微妙なところで音をはずすので、上手なのか下手なのかわかりませんが、これがまた魅力でもあります。

 ディズニー映画「アナスターシア」の主題歌"Once Upon a December"を英語で歌ったものを紹介します。2005年のものです。

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 映画では壮大なオーケストラをバックに、家族の幻影とアナスタシアが踊るシーンで流れていた歌だと記憶しています。

 オーケストラではなく弦楽器をバックにしたカーチャのバージョンも素敵です。

 上の写真は200年のもの右の写真は2004年のもの。このあたりからロシアの子供達の成長は加速し急激に大人っぽくなってしまいます。

 昨年のコラムで紹介した”美しき彼方”Прекрасное далекоを彼女もカバーしています。爽やかで美しい歌ですが、聴き比べてみてください。

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 一応、クラシック系の歌手と言うことになっていて、ロシアの伝統的な歌や子供向けの歌からクラシックの歌曲なども歌っています。

 シューベルトのアヴェ・マリアなども歌っていますが、これも傑作で、ピアノを彼女がバックに歌っている最中に、聴衆が咳き込む音と”失礼しました”と綾増す声がCDに入っています。他にも観客の声や音、一緒の歌う客の声なども入り込んで、ロシア的だなぁと思わず微笑んでしまいます。しかも、途中で音が終わってしまう。

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 難しい節回しを上手に歌い上げているので歌のうまい子供なのでしょうが、へんなところで音をはずすのでこれがまたかわいいのですが、へんに完成されているよりも素朴でいいものです。

 私的な印象ですが、ロシア人は音痴が多いです。カラオケ普及以前の日本がそうであったように、一般の人たちが歌う機会があまりないというのも大きな要因でしょう。

 クラシックなどベルカント唱法の特別な訓練を受けている人たちはおよそ日本の音楽家など及ばない力量を持っていますが、一般民間人に関しては歌の上手な人は少ないです。

 数年前中国に行った時はカラオケブームで、これまた音痴が多いと感心したものですが、中国人は音痴でも平気歌うのでこの何年かで「歌がうまくなってきた」とハルビンの会員さんが報告してくれます。才能よりも練習なんですね。

06.3/5