血液型
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大方のロシア人は自分の血液型など知りません。知る必要もありませんし、必要なには医師がその場で血液検査をするので、なまじ間違えた血液型を記憶しているよりはその方が安全だそうです。 血液型が変わる?乳児などでは時折あるそうで、日本では生まれてすぐに血液型を記載していましたが、このときには母親の出産時の出血が影響してしまうことが稀にあるそうで、出生時の血液型とその後の血液型が異なるといった事例があるようです。 ロシアでは血液型をT型(O型)、U型(A型)、V型(B型)、W型(AB型)と表記します。ABOの日本人にはこの順番も間違えやすいかもしれません。 ほとんどの人々が自分の血液型を知らないロシアですが、ロシア人の血液型にはRH−が多いと感じています。私の会った人の中で、自分の血液型を知っているわずかばかりの人の中で、RH-が 数人います。日本人ではまだお目にかかったこともないのに。 私の近くに住むイラン人の婿さんがRH−で、彼が言うには「イランにはRH−が少なくはない」とのこと。最近ウラジオストクの医者の友人が言うにも「ロシア人にも時々RHマイナスはいるけど、アルメニア人に多い。」 アルメニアといえばイランの西北トルコの隣。そしてウクライナの南。そういえば、私の知っているロシアのRH−もウクライナ系だったな。 バスク人にもRH−が多いと聞いたことがありますが、だとすればロマ(ジプシー)が移動したルートに近い。そうなると、ロマが多く住むハンガリーやルーマニアも多いのだろうか? ウラジオストクの友人が言うにはアルメニア人はほとんどがT型(O型)だそうで、一説には9割りがO型だという説もあります。ロシアもT型が多い国です。 日本のようにA、O,B,ABの順で4:3:2:1の比率で分布していればあのばかばかしい血液型占いも成り立つのでしょうが、大方がO型でしかも性格は西のラジカルから東のラジカルまで 強烈でまちまち。 個性の少ない日本人なら4種類に分別できれば上出来なんでしょうが、個性まちまちすぎるのでRHプラスマイナスはもちろんC抗原E抗原など45種類の抗原さらに、DNAレベルまで分析しないとわからないでしょう。 どうせ知るならABOなんて単純なレベルではなく、せめて自分のCDE抗原まで把握してから「僕はccDeeなんだけど君は?」「私はccDEE」2人の相性は・・・とならねばなりません。 RH−に関しては、女性がRH−で男性がRH+の場合血液型不適合妊娠という問題が起こることが稀にあります。RHプラスの子供を身ごもると体内にD抗体と呼ばれるができてしまうので、一人目は問題なくても2人目の子供を出産する時に危険な場合があります。 出産後すぐに免疫グロブリンなどの抗体注射を打つなど処置法があるのであまり心配することはありません。出産後母親が急死してしまうケースは昔からよくありましたが、不適合血液型での妊娠によるアナフィラキシーショックも随分あったんでしょうね。 そういう意味で血液型の相性は命を左右するものとして存在していますが、今は医学が進んでいますので対処法はいくらでもあります。 血液型くだらない占いに使うよりももっと重要な使い方があるのではなかろうか?と思います。 06.2/2 |