自販機
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日本の街中のいたるところに備え付けられている自動販売機。迷惑と言うわけでもありませんが、ありがたさを感じることもあまりありません。 日本が自販機大国なのはコインがしっかり流通しているからで、紙幣を読み取る機械よりもコインを識別する機械のほうが作るのも簡単です。桜並木で有名な大阪の造幣局の尽力が自販機文化を支えているのかもしれません。 元々日本はからくり人形などの技術が豊富な国なので、自動販売機の機械仕掛けなどを作る基礎があったことも他の国にはない好条件だったと思います。 たしか日本の法律上ではコインが正当な貨幣で、紙幣は補助貨幣という扱いになっていると思いますが、アルミ製の1円玉など原価割れで作るほど赤字になる代物だそうです。 言葉の通じない国に行くと自動販売機は便利な道具です。一頃の中国など何か買うときの値段は全て交渉でしたし、同じく一頃のロシアなどは値段の表示が全てドル建てて、その日のルーブルのレートに換算して商取引をしていました。ジュース一つ買うにも意を決して挑まなければなりませんでした。 95年に北京に行った時にCivicデパートに北京で唯一の自動販売機があるというので、当時北京の大学に留学していた弟と一緒に見に行きました。紙コップに飲み物を注ぐコカコーラの自販機でしたが、故障中でした。 |
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ウラジオストクで始めて自動販売機を見たのは2−3年前のことで、すべトランスカヤ通りにある花屋の市場の入ち口にココアや紅茶の自動販売機でした。高速道路のサービスエリアなどに良くある、紙のカップが落ちてきて、そこに飲み物が注がれるタイプの自販機でした。 コインではなく紙幣式の自動販売機で、お釣りが出ないタイプのものでした。 物珍しいこともあってか、温かい飲み物が出てくることもあってか、自動販売機の周囲には人が集まっていて、時間がなかったので試さないままか戻ってきてしまいました。 写真はウラジオストク空港のロビーにあるブリックパックの飲み物の自販機。その左にはキャッシュディスペンサーもあります。 ちょっと前なら、日本の空港に到着した彼女を出迎え、再会の感動のついでにロビーの自動販売機で「飲み物でもいかが?」と薦めただけで「面白い機械だ!」と感動してもらえたものですが。 日本の生活に慣れてきて買い物に出かけるようになると、一番安心して買い物ができるのは自動販売機のジュースかも知れません。 最近はウラジオストクにもスーパーマーケットが乱立していますが、コミュニケーションが希薄になると揶揄されても、レジに金額が出るので、言葉の疎通に難がある外国人にはありがたいものです。 |
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あまり評判が良くない自動販売機もあり、電車の切符の販売機などがそれです。日本人だって駅がどこにあるのかわからなければその駅までの金額を探すのに一苦労するのですから仕方ないことかもしれません。 058/28 |