ウラジオ通信8

ウラジオストクに行ってきた会員さんからの報告です。

 買ってきた瓶詰めの試食が終わったので、ウラジオ通信再開です。

 今回は前回の飲み物編に続いて食べ物編です。
 

  これはホタテの貝柱のマヨネーズ漬けです。

 マヨネーズといっても液 状のものに、ホタテの貝柱が小分けで入っています。

 味の方はまあまあでしょうか。少し生臭さがありました。
 

  次はカリマールです。といってもイカの塩辛や沖漬けとは違います。

 イカの足を軽く薫製にしたものが油漬けになっています。

 見た目はグロテスクですが、食べるといけます。

 薄味でおつまみにはいいと思いました。
 

  最後は、トマトソースにキノコ(何のキノコかはわかりませんが、食感はエリンギというか舞茸の白い部分のような感じです)それとなすが入ってます。

 味はそれほど濃くないし、まあまあですね。

 トマトの種が口の中に残るのが難点ですね。

 今回はこの三点でしたが、また機会があったらいろいろなものに挑戦してみたいと思います。
 

 缶詰といえば、スウェーデンににシュールストレミングというニシンの缶詰があります。缶詰の中で発酵が進んで、缶詰そのものが中からのガスで変形してしまいます。世界一臭い食べ物といわれています。

 北極海航路の貨物船に乗っていたウラジオストクの知り合いがスウェーデン北部の港に寄港したときに土産に買ってきて、パーティーで披露してパニックになったことがあります。屋外のバーベキューパ−ティだったので、多少は良かったのでしょうが、缶切りをさしたとたんガスと泡が吹き出し、その匂いでみんな一斉にその場を離れたほどでした。

 ニシンはロシアの国民食と呼ばれているほど親しまれている魚です。ロシアでは塩漬けになったニシンが内陸まで流通していて、そのはらわたなど塩辛のようになっています。魚を食べつけている日本人は苦もなく食べられます。ニシン大好きのロシア人も北欧の腐ったニシンには手をこまねいていました。

 黒パンにはさんで食べましたが、濃厚な感触葉ありがたくもあの強烈な匂い。クサヤを食べられる私も”オゲ!”で涙ながらに飲み込みました。胃の中でも発酵しているのでゲップが出ると”オゲ!”になります。食べた後、トマトを食べて中和させるそうで、ロシアの細長いトマトをがぶりと噛み付きました。ニシンだなと感じたのは魚をかんでいたら数の子が入っている感触がありました。

 匂いの記憶が薄れると、外でジンワリと”おいしかったのではなかろうか?”と感じてくる不思議な食べ物でした。

05.11/14