ウラジオ通信10

ウラジオストクに行ってきた会員さんからの報告です。

 こんばんは。不定期発行のウラジオ通信。今回の訪ロの最終回です。写真はリバーサルで撮影です。

 5月に行ったときにあったお店ですが、今回は撮影してきました。

 ウラジオストクにマクドナルドはないけれど、31アイスクリームはありました。これはよくあるモドキではないようです。
 

 アメリカ嫌いのスタッフですからマクドナルドができても”あんなものを食べるとバカになる””高血圧になってすぐ死ぬ”と連れて行ってくれないでしょう。

 ロシア人はアイスクリーム好きが多く、冬でも露天で売っているアイスクリームを食べながら歩いている猛者もいます。こちらのほうがよほど健康に良くないと思いますが、ロシアのアイスクリームはおいしいのでそれもありかな?

 アイスクリーム屋の右隣は花屋さんですね。

 メインストリートのスベトランスカヤ通りではなくアレウツカヤ通りに31アイスクリームがあったんですね。

 トランバイ(路面電車)も落書きされていました。日本のように建物の壁には描かれていません。

 私はウラジオストクでは、いつも徒歩か車での移動なので、公共の交通機関に乗ったことがありません。いつかチャレンジしてみたいと思います。
 

 数年前までトランバイは無料だったので、一日トランバイに乗って暇つぶしができました。制服はなく、毛糸のセーター着たおばさんが運転しています。暖房ありません。

 トランバイには時刻表がないので到着時間に遅れることがありません。外にいる人の様子を見て”もう一往復してくれ”とそのつど臨機応変に決めているので、いつ来るのかどこ行きが来るのか、早く乗れるのか待たされるのかそのときの運次第です。

 ウラジオストクのドライバーは荒っぽい運転をしますが、トランバイが駅で停車して乗降中のときは必ず停車して乗客を優先させます。道交法で定められているのですが、しっかり法律を守っています。

 帰りの空港に向かう途中のアルチョム市内で、いつも用心深いV氏がスピード違反で捕まりました。

 日本のようにレーダー設置や光電管ではなく、なんとスピードガンでした。なぜかそこは40キロ制限で、レーダーガンの速度は74キロを表示してました。34キロオーバーです。おとなしく路肩に車を止めて降りていきました。

 「これは時間がかかるかなぁ。」と、思いましたが、すぐに戻ってきました。それでオトガメなしで出発です。

 「どうしたのだろう賄賂でも渡したのかな。」

 なんで大丈夫だったのかを聞くと、「所長は知り合いで名前を出した。」とのことです。さらに、「私は交通違反で捕まらない。」とも、言ってのけました。

 日本でも、警察のお偉方を知っていると、昔は得点がありましたが、今ではバレたら大変なことですよね。

 これでいいのか、ロシア。

 またロシアの醍醐味を体験してしまいました。

 難しいことを考えず”これでいいのだ!”とバカボンのパパになりましょう。真面目なのか?でたらめなのか?両極端が共存共栄している国です。振幅の幅が広いので頭で考えても理解できなくなり、笑うしかなくなります。

 迷彩服着て後部座席にライフル積んで、奥さんではない女性と狩猟に行くついでに空港まで送ってくれる真面目な人物です。スピード違反もみ消しくらい。裏の裏は表ではなく更に奥深い裏があります。

 事務所に泥棒が入って警察が事情聴取に来るまで10日かかるのですから、34kmぐらい大目に見ましょう。

 イルク−ツクの日本人墓地に行った時、帰りのタクシーがなくて郊外の道を歩いていたらパトカーが止まってくれて20ドルでホテルまで送ってくれました。その後警官の制服のままホテルのバーでビールとウォッカを飲んで、さらにウォッカをボトル一本土産に持ってパトカーに乗って仕事に戻りました。

 私はウラジオストクで車にはねられた時、運転手がすぐに”大丈夫か!”と降りてきて、”飛び跳ねてみろ”というのでピョンピョンとんだら”大丈夫だ”と爽やかに立ち去っていきました。

 ウラジオストクホテルに銀行の兌換所があったころ、お金の運搬に来るガードマンは迷彩服に自動小銃もって現れ、お金の入った麻袋を二人で背中合わせに引きずりながら自動車まで運んでいました。日本的感覚なら誰がどう見ても銀行強盗が奪った金品を運んでいるようにしか見えませんでした。

 ”なんだったんだろうなぁ”と夢のような光景に唖然としながらロシアの醍醐味にはまっていきます。

05.11/20