スキー

 暑い季節となりましたので冬の間に保存しておいた寒い話題を紹介します。
 ウラジオストクの郊外にはスキー場があります。日本のように急峻な高い山がないので傾斜のきついスキー場は作れませんが、長いスロープを生かしたスキー場は作れます。

 積雪の量は日本ほど多くはありませんが、気温が低いので降り積もった雪は溶けませんし、パウダーのような軽い雪です。写真ではわかりませんが実際にこの寒さの中をすべると、顔に吹き当たる風が痛いです。

 搬機に乗るようなリフトではなくTバーロープ塔のように、腰にバーを当ててそのままスロープを滑って上がっていくタイプのリフトで、スキーに乗れない人はリフトにも乗れません。

 ロシアでスキーと言えばクロスカントリースキーや山スキーなどの歩くスキーが主流でしたが、最近ではゲレンデスキーが一般になっています。

 へっぴり腰で滑っていますが、競技会の光景です。この緩やかな傾斜の中でどうやってスピードの差を出せばいいのか、本来なら細かな技術が必要とされる状況です。

 大切なのはスキーをする人たちが楽しめることで、あまりにも道具や設備が整いすぎてディスコの延長のようになった日本のスキー場よりも、スキーそのものを楽しめると思います。

 ヨーイドン!でいっせいに滑って先にゴールした人が勝ちとものすごくわかりやすいレース模様です。

 ストップウォッチなどの余計な機材も必要ありません。し監査に夜露気の状態の変化や、滑走者によるゲレンデの状態変化など関係なく、ある意味平等な条件で競える方法です。

 アマチュアレースなどこの方が面白くてよいと思うのですが。

 タイヤチューブのそりで楽しむ家族連れ。一応コースの両脇には雪を盛り上げて外にははみ出さないにしていますが、テカテカに凍ったコースですから速度が出ることでしょう。

 木に激突しないか、ヘルメットなしで大丈夫なのか気になりますが、自己責任です。

 近代的な環境が整った場所よりも、こうした手作り感覚の設備の中で家族と過ごす時間のほうが子供たちの記憶に残ることでしょう。

05.07/08