空港周辺

 飛行機の窓から見えるウラジオストク空港の周辺です。

 軍港だったウラジオストクはソビエト時代には外国人の立ち入りを禁止されており、外国人どころかソビエト市民でさえ立ち入りを制限されていました。

 ウラジオストク市街地の上空も飛行機は通過できないので、飛行機は大きく北東側から回りこんで空港に入ります。

 そのため、空港はウラジオストク市の郊外のアルチョム市に作られ、市内までは自動車で数十分かかります。

 空港はその国や地域の玄関なので、その周辺はにぎやかなものですが、ウラジオストク空港に関しては例外で、殺風景で何もない草原の真ん中にポツリと空港が存在しています。

 市街地を外れると草原の中にこうした街が点在しています。 

 取り立てて目に付く産業もなく、何を生活の糧にしているのか不思議な思いもしますが、定年退職した人たちが移り住んだり、軍人の家族などが住むことも多いようです。

 海軍の太平洋艦隊はウラジオストク市内にありますが、陸軍や空軍は郊外に点在しています。

 ウラジオストク市内は飽和状態なので、最近は郊外に工場なども作られるようになっています。

 最近突如始まった山の掘削。何かの鉱山なのか?新しい町でも作るきなのか?大掛かりな工事です。

 シベリアからの石油パイプラインの建設も始まっているようで、その関係なのか?

 ウラジオストク市民に聞いても町外れのことなので、「何の工事かわからない」。

 空港滑走路から見える草原。古墳から発掘された埴輪のように見える案山子が立っています。

 空港に着陸する時、目に入るのは草原ばかりで、「どこかに不時着するのだろうか?」と不安になり、飛行機からタラップを降りて目にするのは草原が広がっているだけの光景。

 大丈夫なのか?と心細くなるかもしれません。

 軍事的、国防的な意味合いからとんでもない郊外に空港があり、その周辺の開発も制限されている光景がわかると思います。

05.07/24