美しき彼方
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今日は昨日よりも良い日、明日は今日よりも良い日になる。だから先のことを憂いて思い悩んだりしない。ロシアの人たちにはそんな一面があり、よく言えば楽天的、悪く言えば先のことなどこれっぽっちも考えず、やってみなければわからないと行き当たりばったり。 緻密な計算と計画の上に行動が成り立つ日本人と異なり、その場その場の感情で楽しそうなほうに突進するロシア的な感覚は相容れるものではありません。が、それを理解していれば頼もしい相棒です。 「想定の範囲外」のことが起きると動きが止まってしまう日本人と違って、な〜んにも想定していないから何が起ころうがひらめきで次の道のりをたやすく探し出してしまう発想力には敬服すると共にあきれます。でも、案外これが自然体と言うものなのかもしれません。 「戦争になったらどこから弾丸が飛んでくるかわからないでしょう。こちらの思ったほうから爆弾が来るわけじゃないでしょう。動けなくなったらそこでおしまい、そのときの状況を判断して少しでも良い方向に行くのが大切なこと。」なるほどね。有事の際には頼りにしています。 あくまで私の性格との絡みですが、自分自身が能動的なほうだと思っていないので、めちゃくちゃでもアクティブな人のほうが付き合いやすく、臆病で縮こまる性格の人にはなす術がない経験をしています。 なぜ、晩婚街道をひた走ってしまったかと振り返れば、人と接することが苦手だったからで、どう扱ってよいかわからない、自分がどう思われているかそればかりが気にかかる、怖いから「うっとうしい」と言う理由で関わらない。現状に満足しているわけではありませんでしたが、失敗するのが怖いから何もできないと言うのが本音でした。 「結果」は欲しいのですが「過程」をどう対処すればよいのかわからない、わからないから「怖い」。そんな悪循環に陥っていたのはわかっていたのですが、それをかばい立てする理由が数多くあったもので、そちらに逃げていたんでしょうね。 こんなことを続けていたら人生何も展開しないと重い腰を持ち上げたのですが、しばらくは自分自身の性格をどう変えていくかと向き合うことばかりでした。 国際結婚に限ったことではありませんが、「結婚」と向かい合った時に誰しもそれ以前と比べて変化していますし、許容量が大きくなっているもので、それ大人になる」と言うことかもしれません。人を惹き付けるにはそれ相応の魅力が必要なわけで、信頼が人を育て、成長すること信頼が増し、幸せの行きつくところはただのおじさんとおばさんになっていることでした。 果たして、以前より良くなったのか悪くなったのかはわかりませんが、何もしないよりは遥かに進化しているのではなかろうかと自画自賛しています。
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| 昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりも明後日、遥か彼方の輝きに向かって歩いていけばすばらしい未来があります。 05.9/23 |