ビール
| ウラジオストクは日本から最も近いヨーロッパ。新潟、富山、関空(春から秋まで)から飛行機が飛んでいます。 一番フライトフライトが短いのは新潟便で1時間半程度で着いてしまいます。飛行機が安定高度に達すると、短時間に飲み物、機内食、食後のお茶のサービスがあり、それがまた忙しくもあります。 機内で最初に配られる飲み物には、ビール、ワイン、ジュース(トマト・オレンジ)などそろっていますが、写真のような小さなプラスチックのカップでお湿り程度に入れてくれるだけです。そんな中、ビールだけはひと瓶景気よく出してくれます。 |
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最初は、「なんか生ぬるくて甘ったるいビールだなぁ、爽快感がないなぁ」と感じるのですが、慣れてくるとこの深みがおいしく感じられるようになります。日本のビールのようによく冷やして最初の一杯の爽快感とおいしさはありませんが、じわりじわりとうまさがしみこんでくるようで、長く付き合える味わいだななんて思っています。 切れ味はないけれど、骨太のロシアを感じさせてくれます。 最近は機内で出すビールも後処理が楽な缶ビールが多い中、瓶入りのビールが出てくるのもうれしいのですが、便のふちなどをよく見ると摺れた後があって、何回もビンを回収しては再利用しているのだなと感じられます。 最初の頃はビールのおつまみにピーナツが出てきましたが、最近はピスタチオが長く続いています。 |
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私事ですが、腹が出ているので前の座席の背後についているテーブルが水平に出せません。腹の上に引っ掛けるようにして斜めにして食事や税関申告書などを書いています。飲み物もテーブルに置くことがままならないので、片手にビール瓶、片手にコップを持って飲んでいます。 前が壁になっている最前列関なら大丈夫だろうと指定したことがあったのですが、空港の搭乗手続きのときに「最前列にしましょうか?」と受付のお姉さんに先に言われると、ついついこちらもミエがあるので「太った人に譲ってやってください」と心にもないことを言ってしまいます。そういった後、私よりも太った乗客がいないと居心地も悪くなります。 最前列は最前列で、足を伸ばそうにも壁に当たって伸ばせないのでこれはこれで窮屈です。それでも1時間少々の我慢ですので苦になるものでもありません。 私は日常酒類は飲まないのですが、ロシアのビールは楽しみにしています。 夏のハルビンに行った時、路上で生ビールを売っていたので買って飲んだことがありました。ビニールの買い物袋にビールを注いでストローで飲むのですが、これが結構良いがまわる飲み方です。水(ミネラルウォーター)よりもビールのほうが安いので面白いです。 中国のビールには独特の臭みがあるのですが、これもまた慣れると心地よいものです。中国にはたくさんのビールメーカーがあり、日本でも販売されている青島ビールや、燕京ビール、北京ビール、ハルビンビールなど、全国的に知られている有名な大手ビール会社のまがい物というのに地方に行くと出くわすことがあります。ビンやラベルは似ているけれど中身は別物。 飲んだ瞬間はおいしいけれど後に残るものがない日本のビール。日本的な潔さの表れかもしれません。それぞれの民族性が出ているようにも思えます。 05.8/23 |