乗馬

 いろいろなスポーツや趣味を楽しむロシア人。乗馬も人気がある趣味の一つです。

 ヨーロッパでは馬が日常生活の足として利用されていた歴史が古いこともありますが、街の中をいきなり馬に乗った人が出現するので驚きます。

 USAでは街の中に騎馬警官がいたり、大規模マーケットの駐車場では高い視線から監視できると馬に乗った警備員を見かけます。

 馬の背中につけた鞍と、立ち姿勢の乗馬スタイルはモンゴル騎馬民族の乗馬姿勢に似ています。馬上から弓を射るのにはこの姿勢がよいといわれています。

 コサックも卓越した乗馬術と弓を手にユーラシア大陸を席巻しました。

 乗馬用の馬としては大きすぎるような気がしますが、このくらい大きければ馬車も引っ張れます。二頭の馬を繋いだ馬車を「トロイカ」といいます。

 なんでもペットにして飼うロシア人ですが、馬をペットに飼っている人もいます。もちろん、アパートの中で飼う猛者はいませんが、乗馬クラブの厩舎に預けたり、郊外の農家に預けたりするようです。

 夏のバカンスシーズンになると乗馬用の馬を連れて郊外の農村から出稼ぎが来る農民もいます。

 ロシアでは自動車は右側通行ですが、馬は左側を走るようです。市街地を外れれば一般道を馬に乗って走る(歩く)光景を見かけますが、通行する自動車も馬を刺激しないように走るので共存しています。

 乗馬といえばイギリス。こちらはイギリスの乗馬風景です。服装などもラフなウラジオストクとは異なりますし、落馬時に頭部を保護する乗馬用のヘルメットもかぶっています。

 アスファルト舗装された車道と人が歩く歩道の間に乗馬用の土の道が作られています。

 馬はアラブ系の馬ですが、ウラジオストクの馬と比べて小型で太っています。競技用の馬ではありません。

 上のロシアの乗馬姿勢と見比べるとわかりますが、鞍の鐙を高い位置に上げ、尻を馬の背について乗馬しています。

04.8/23