真性包茎は包茎手術で衛生的に保ち性行為を可能にします

真性包茎は平常時はもちろんのこと、勃起状態になっても鬼頭は包皮に覆われて隠れている状態です。これを無理にむこうとすると一部を露出できるケースもありますが、痛みを伴うことがありますし完全に鬼頭を露出することはできません。

真性包茎には包皮と癒着している、鬼頭の成長が阻害されやすいので男性器は先が細くなりやすいとも言われており、包茎手術の必要性が高くなります。包茎手術を受けることで亀頭が露出できるようになるため衛生的に保つことができる、さらにそのままでは勃起時に痛みを感じる状態では性行為ができないなど、包茎手術の必要性は大きいといっても良いわけです。

なお、真性包茎の状態は包皮が鬼頭を覆っているので、お風呂に入ったときにきれいに洗うことができない、不潔な状態になることや無理やり皮をむいて洗うと痛みがある、石鹸カスが残るなどのデメリットがあるなど早めに包茎手術を受けることが大切です。

真性包茎の包茎手術の手法や麻酔について

真性包茎は、仮性包茎と比べると包皮が長いのが特徴です。包茎手術は男性器を真上から見たときに輪切りになるように包皮を切除し、縫合を行う形で進められるのが一般的です。切除時には麻酔を施しますので痛みもなく包茎手術を受けることができます。

なお、包茎手術では局所麻酔で行われるのが一般的です。局所麻酔は手術の対象となる部位を中心に効果を期待する麻酔で、患者さんの中には手術前に施した局所麻酔では痛みが生じることもあるといわれています。この場合は、麻酔を追加して貰うことができるため、痛みを少しでも感じた際には担当医に伝えることが大切です。

麻酔の効果は個人差があることやクリニックで行う麻酔の種類などに応じて持続効果が異なりますが、一般的には5~6時間のこうかがあるといいます。麻酔が切れた後は痛みが生じることもありますが鎮静剤を処方して貰えるため、処方時には服用のタイミングが1度に服用する量などをしっかり聞いておくことが大切です。

まとめ

真性包茎は性行為ができないことや不衛生になりやすいなどのデメリットがあるため、包茎手術を受けておくことが良いといいます。包茎手術では局所麻酔を施しますが、麻酔の効き目は個人差があり痛みを感じたときには追加で麻酔を施して貰うことができます。

なお、術後は5~6時間の持続効果がありますが、麻酔が切れると痛みを感じることもあり処方して貰った鎮静剤を使うと良いでしょう。小便をするときには飛び散る可能性があるため座って用を足すことが大切です。